誤給油による修理依頼

 今回は、ディーゼル車のハイエースにガソリンを給油しまったケースについて対応しました結果、積載車による引き上げが必要となりました。ハイエースの燃料タンクは70リットルです。今回は40リットルのガソリンを給油したため、ガソリンの比率は57.1%、約6割がガソという状態です。このような場合、燃料を完全に抜き取らなければ、燃噴射ポンプなどの重要な部品が故障する恐れがあります。

セルフスタンドでの誤給油は意外と発生しやすいトラブルです。ディーゼル車に限らず、給油口の表示を確認する習慣をつけることが重要です。また、万一誤給油をしてしまった場合エンジンを始動せず、速やかに専門業者へ連絡することをお勧めします。このような注意を払うことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

問題は、その混合ガソリン軽油の処分に困ることです。混合燃料は使い物にはならないので、産業廃棄物になり、その中でも特別管理産業廃棄物となります。特管産廃は、その危険性や有害性から、通常の産業廃棄物よりも厳格な管理が必要とされているため、工場によっては受け入れを拒むところが多くなっています。

投稿者プロフィール

森屋 紀也
森屋 紀也代表取締役
2005年 5月 有限会社トップトレーディング入社 専務取締役
2007年 8月 有限会社トップトレーディング 代表取締役社長(現在)

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