ダイハツ 新型ロッキー ADB解除方法(アダプティブドライビングビーム)LEDヘッドライト
先月11月5日に発表された新型 ロッキー( A200S )が、弊社に代車として入庫しました。
車両の紹介とADB解除の設定方法を備忘録的に書き留めさせていただきます。
弊社のロッキーは、グレードは、2WDのGになります。カラーはブラックマイカメタリックですので、バンパーやアーチモール部分の樹脂部分が黒いので引き締まったカラーになってます。個人的な外観のイメージはアウディのQシリーズを模倣したかのように見えます。また、インテリアについて、ロッキーモデルからダイハツコネクトが導入されましたので、ダイハツコネクト対応オーディオである9インチスマートパノラマパーキングを選択。もれなくダイハツWiFiが付いてきました。
3気筒エンジンは990ccですが、インタークーラーターボエンジンということもありイメージ的には1500ccぐらいを感じるぐらいな走りをします。現行モデルらしくドッカンターボでなくとてもマイルドな加速感は好感的です。ただ、3気筒という機関で仕方ないのですが、アイドリング時の振動は軽自動車感が否めないです。
先進安全装備もかなり充実していると思います。新型の乗用車は2020年4月、継続生産中は2021年10月から、ロービームの自動点灯=オートライト機能が義務化されるヘッドライトの自動点灯の標準化。これはすでに欧州では当たり前になっている装備で無灯火車両を防ぐ意味があります。その他、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者) 、ペダル踏み間違い時加速抑制装置 、車線逸脱警報 、ADB(配光可変ヘッドランプ)先進ライト(自動切替型前照灯)、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)+LKC(レーンキープコントロール)、標識認識機能まで。さらにオプションですが、BSM(ブラインドスポットモニター)+RCTA(リヤクロストラフィックアラート)といった事故を未然に防ぐことを目的にしたアクティブセーフティが高級車と同等なものが装備されていることに驚きです。
では、実際に使用し感じたことは、すべての機能が甘いというか不完全というかとりあえず装備しています感がとてもします。200万円程度の価格と先進機能を両立するためにはこのような感じなんですかね・・ですが、価格から考えるととてもお得な車だと思います。
ACCについて
前車に追従するのですが、加速と減速がなめらかでなくとても違和感があります。レーダー波での補足はしていないで、ダブルカメラだけで制御するにはこんなものなんでしょうかね・・・。さらに、渋滞時のストップアンドゴーはできません。なぜなら、このモデルはサイドブレーキが機械式のため、クルマが停止保持することができないのです。ちょっと残念でした。同じカテゴリーのVolkswagen社 T-Cross(100万位高いです)が、ポロの姉妹車としてあります。同様に1,000ccでとても良い走りをします。なお、ACCは良いフィーリング(ユーザー設定可能)になっていますが、サイドブレーキは機械式のため同様です。
ADBについて
ADB(アダプティブドライビングビーム)は、ハイビームで走行中に先行車や対向車を検知した時、部分的に遮光し、先行車や対向車に配慮しながら高い視認性を確保する技術です。この車両はどのような道を想定しているのか判りませんが、カーブなどで先行車へハイビーム、バイクや歩行者にもハイビーム。交通トラブルの元になりそうな機能にがっかりです。使わなければ良いのですが、ライトを点灯するとADBが嫌でも自動的にオンになります。スイッチも存在せず、取説にも記載がありません。一般ユーザーが切替えできないのです。このADBヘッドライト(オートハイビーム)を無効化にする方法を備忘録として記録しておきます。
ダイハツWiFiについて
これは車両コンピューターとルーターが連動して位置情報や車両情報を送信するものかと思いましたが違います。ただのソフトバンク網のLTE回線を使うWiFiモバイルルーターです。バッテリー内蔵していないモバイルルーターのため、自動車にイグニッションONにしてから接続されるまで時間がかかります。解消するのにルーターの電源にモバイルバッテリーを介するようにしました。Dコネクトを発揮するには、スマートフォン所有者でなければ、メーカーが案内している位置情報を確認する見守り機能や車両情報確認などはできません。
備忘録
【Adaptive Driving Beam ADB機能 ON/OFF】
- キーをONにします。
- ヘッドライトスイッチを 中立の”AUTO”から”ライトON”に4回カチカチ。
- 今度はヘッドライトスイッチレバーを引きながら(パッシングにしながら)、ヘッドライトスイッチを中立の”AUTO”から”ライトON”に4回カチカチ。
- メーター上のグリーンライトのADBインジケータが5回点滅したら、成功です。
- 元に戻したい時には1~4の手順をもう一度行うことでADB機能がONになります。
【 補足情報】
新型タント(LA650S)および 姉妹車 トヨタ ライズ(A200A)のADB解除も同じ方法で解除できます。
問い合わせをたくさん受けるので、動画をアップしました。
【ダイハツWiFi ルーター位置】
助手席グローブボックスの上にあります。助手席エアバックユニットの前に両面テープで固定されています。
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慌てないで、ゆっくりとやると良いと思いますよ。
ダメでしたら、購入店のディーラーにご相談してみてください。
診断機で設定できます。
タントの要項書を確認すると、同じ手順なのです。しかしながら、私はタントを試したことはありません。
ご購入店ディラーで1ヶ月点検や6ヶ月点検と同時にお願いしたらよろしいのでないでしょうか?
ライズのZを先日購入したばかりなのですが、毎回乗る度にしなきゃなのですか?
それとも一度設定したらエンジンを切ってもずっとそのままの状態を維持出来るのでしょうか?
1度設定して頂ければ、そのまま維持されます。戻したい場合に同じ事をやってください。
ADBをOFFにした場合、コーナーランプもつかなくなりますか?
気にしたことがありませんが、自動で切り替わるハイビーム機能がオフになるだけと思います。
コーナーランプがそのまま動作するなら最高の設定と思います。
まずは、他人に聞く前に説明書をよく読んでください。取説のP178だと思います。