1979y Mercedes-Benz 450SEL 6.9 中古新規登録
450SEL 6.9
このモデルは当時日本国内では正規輸入されず、並行輸入車としてのみ流通していました。1975年から1980年までの間非常に限られた台数が生産された希少なモデルです。
450SEL 6.9は、メルセデス・ベンツ初となるフル4輪ハイドロニューマチック・サスペンションシステムを搭載し、さらにABSを装着した世界初の量産乗用車としても知られています。
かつて、この車は「世界名最速のサルーン」として、0-100 km/hの加速をわずか7.4秒で達成しました。 最高速度は225 km/hに達成しました生産台数は1975年から1980年までの間わずか7,380台。現在、現存する個体が何台残っているのか気になるところです。
職権打刻位置に翻弄
今回は、中古新規登録時に苦労したことについて、備忘録として記録します。
平成元年以前の車両では、車検証に打刻位置の記載がありません。そのため、当時登録を担当したと思われる新規管轄の事務所にお問い合わせ、台帳を確認して打刻位置を知る必要があります。
まずは品川陸運支局に問い合わせましたが、台帳に該当する情報は記載されていませんでした。 そのため、新規並行車の取り扱いが多い足立支局などにも連絡しましたが、どこにも当時の台帳が残らず、打刻位置が不明のままでした。
エンジンの打刻位置を自力で探すことになり、シリンダーブロック周辺をパーツクリーナーで丁寧に清掃しました。 すると、結果的に奇跡の打刻を発見しました!
場所は、左エンジン側面のマニホールドあたりで、「東41東」の刻印が確認できました。
このおかげで、無事に登録を完了することができました。
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